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2023年10月26日

語学訓練 / No.13 青年海外協力隊日記


2002年 4月18日(木) 20:35 

 

日曜日からサンタルシアに来てる。
首都テグシガルパから1時間の距離とはいえ、
ここは、本当に小さな小さな山あいの町だ。
郵便局は以前から閉まったままだという。
テグシガルパよりも高いとこにあるので、昼間は暑すぎず、住むには快適だ。

この町で我々9人は5月末まで語学研修を行う。
その間は、それぞれ別の家にホームステイをしてる。
俺の家はママFが頼り。
部屋は案外キレイで快適だ。
水量は少ないけど、暑いシャワーも浴びれるし、
お金を払えば電話を使用してネットにも繋げられる。
御飯もまあまあ美味しい。
家族がそれ程親しくして来ないのが気になるが、
まあ、仕方ない。
俺が嫌われてるんじゃなくて、そういうタイプの人達なんだろう。

それに比べて、お店やさんの家に泊まってるSちゃん(幼稚園教諭)。
最初の夜御飯がカップヌードルだけだったり、
部屋の電気が暗すぎて、自分の部屋にいると寝るしかなかったりと大変。

もっとエグイのが、Y(村落開発普及員)。
体が大きく(190センチ近くて120キロくらいある)、
一見イカツイが、実は抜けてたりする大阪人だ。
小さな家のホームステイに当たり、そこは結構貧乏らしい。
電話はモノだけで、線が繋がってないからPCは使えんし、
洗濯も雨水汲んでするしかないし、
トイレは流す水を自分で汲んでこないとダメだし、
シャワーは、もちろん冷たい水だ。
その上
Yが浴びる水を汲むのは8歳の女の子の仕事らしい。
自分の1/4くらいの華奢な女の子が汲んできた水を
ザバザバと使ってるらしい。
それでいて
「いやー心が痛むわー。ホンマ」
とかぬかしてる。

 

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