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セネガル・ギニア・ニジェール・コートジボワール・ガーナなど西アフリカ諸国を旅行する方へ。入国案内や日本からの行き方や写真・旅行記から綴る海外旅行情報サイトです。


2023年10月26日

入国ルート / 西アフリカへの行き方 西アフリカ旅行


プラン1 ヨーロッパ系航空会社(フランス航空・英国航空)を利用して

最も高価ですが、便数の多さ・安定度を優先するなら欧州系キャリアがファーストチョイスです。

ロンドン・パリ経由で西アフリカへの入国ルート

フランス航空(Air France)で、パリ(Paris)経由 西アフリカ仏語圏諸国へ

最も高いが、最も便数が多く、フライトキャンセルが少ないのがフランス航空です。
日本へも就航していますので、通しでチケットの手配ができます。
就航都市 : Nouakchott, Dakar, Conakry, Bamako, Ouagadougou, Niamey, N'djamena, Abidjan, Lome, Cotonou, Lagos

英国航空(British Airways)で、ロンドン(London)経由 西アフリカ英語圏諸国へ

英語圏のガーナ、ナイジェリアに行くには、英国航空が最も安心できます。
日本へも就航していますので、通しでチケットの手配ができます。
就航都市 : Accra, Lagos, Abuja

ブリュッセル航空(Brussels Airlines)で、ブリュッセル(Brussel)経由 西アフリカ仏語圏諸国へ

元サベナ航空です。フランス航空より、少し値段が安い傾向にあります。
日本へは路線がないので、ブラッセルまでは自力で手配する必要があります。
就航都市 : Dakar, Abidjan, Conakry, Banjul, Freetown

ルフトハンザ航空(Lufthansa)で、フランクフルト(Frankfurt)経由 西アフリカ英語圏諸国へ

英語圏のガーナ、ナイジェリアへのルートでは、英国航空の次に安定しています。
日本へも就航していますので、通しでチケットの手配ができます。

就航都市 : Accra, Lagos, Abuja

KLMオランダ航空(KLM)で、アムステルダム(Amsterdam)経由 西アフリカ英語圏諸国へ

英語圏のガーナ、ナイジェリアへのルートでは、英国航空の次に安定しています。 安いチケットも見かけます。
日本へも就航していますので、通しでチケットの手配ができます。

就航都市 : Accra, Lagos, Abuja

アリタリア航空(Alitalia)で、ローマ(Rome)経由 西アフリカ英語圏諸国へ

英語圏のガーナ、ナイジェリアへのルートでは、英国航空の次に安定しています。 安いチケットも見かけます。
日本へも就航していますので、通しでチケットの手配ができます。

就航都市 : Accra, Lagos, Dakar

 

プラン2 パリ発ダカール経由のセネガル航空を利用して

欧州系航空会社が高過ぎて手が出ないなら、アフリカ系の航空会社で比較的安全なキャリアもチョイスできます。

パリ+ダカール経由セネガル航空で西アフリカへの入国ルート

セネガル国際航空(Air Senegal International)で、ダカール(Dakar)経由 西アフリカ仏語圏諸国へ

西アフリカで比較的信用できる航空会社です。ヨーロッパ系とは比較になりませんが、西アフリカ系の中では評判が良いキャリアです。
パリの発着空港は、オルリー空港(Orly)なので、通常の国際線が到着するシャルル・ド・ゴール空港(CDG)からは離れています。
パリまでの往復チケットは他社で手配し、パリからダカール経由目的地へチケットを購入する必要があります。
フランス語ですが、セネガル航空のウェブサイトでも予約可能です。モロッコ航空が資本参加しています。
就航都市 : Nouakchott, Praia, Banjul, Bissau, Conakry, Bamako, Ouagadougou, Niamey, Abidjan, Lome, Cotonou

マリ航空・ブルキナ航空・モーリタニア航空・イボワール航空・ガーナ航空など西アフリカフラッグキャリアで

セネガル国際航空以外の西アフリカ国産キャリアで、各都市に行く方法もあります。
ただし、西アフリカキャリアは、資金面の問題で数年毎に倒産・資本買取が続けられ、信用性・安定性では問題があります。
保有飛行機の少なさに加え、経営面で問題があるため、機体リース料や燃料費が払えなくなると、すぐに欠便となってしまいます。
2009年時点の各社の状況を簡単に航空会社リストにまとめていますので、参考にして下さい。
パリの発着空港は、オルリー空港(Orly)なので、通常の国際線が到着するシャルル・ド・ゴール空港(CDG)からは離れています。
安定性の問題はありますが、料金は安く設定されていますので、チケット購入方法や時間の余裕で余力があれば検討できます。

 

プラン3 関空発ドバイ経由のエミレーツ航空を利用して

ラゴス・アクラ・アビジャンへは、大阪関空・名古屋発のエミレーツが断然お得です。

ドバイ・カサブランカ経由エミレーツ・モロッコ航空で西アフリカへの入国ルート

エミレーツ航空(Emirates)で、ドバイ(Dubai)経由 ラゴス(Lagos)・アクラ(Accra)・アビジャン(Abidjan)へ

数年前に日本への就航が始まったエミレーツ航空を利用するルートがあります。
アラブ首長国連邦のドバイ空港をハブ空港としてますので、時間のロスが短いのも特徴です。
価格が安く抑えられる割には信用性・安定性が高いのが魅力です。
日本へも就航していますので、通しでチケットの手配ができることもメリットです。
欠点は、成田発はなく、関空・名古屋・(羽田)発着のルート限定になる点と西アフリカのアクラ・ラゴス・アビジャンにしか入れない点です。
また、経済状況の変化で日本への就航ルート・就航便数が変わってしまうかも知れませんので確認が必要です。
就航都市 : Abidjan, Accra, Lagos

エミレーツ航空ドバイ経由カサブランカへ カサからモロッコ航空(Royal Air Maroc)で西アフリカ仏語圏諸国へ

ヨーロッパを経由せず、安定した航空会社で西アフリカ仏語圏に行く場合にはモロッコ航空を利用する方法があります。
ドバイ経由エミレーツでカサブランカまで飛び、カサブランカから各都市へ向かいます。
仏語圏のアフリカ国産キャリアとしては、モロッコ航空は期待保有数が40機以上と非常に安定しています。
また、エミレーツ航空ともコードシェアをしているので少しは安心です。
英語ですが、モロッコ航空のウェブサイトでも予約可能です。
カサブランカへは、時期によっは、日本航空やヨーロッパ系航空会社も安いチケットを販売していますので確認を。
就航都市 : Nouakchott, Dakar, Conakry, Bamako, Ouagadougou, Abidjan, Accra, Lome, Cotonou, Lagos

カタール航空(Qatar)で、ドーハ(Doha)経由 ラゴス(Lagos)へ

2005年から、関空−ドーハ便を就航させ、2010年には成田−ドーハ間を毎日1便飛ばします。
エミレーツ航空とほぼ同様の飛行ルートなので、チケットの安さが魅力です。
ラゴス以外の国には、カサブランカ経由モロッコ航空を利用した乗継チケットも販売されていますので、格安チケット情報を確認下さい。

就航都市 : Lagos

エジプト航空(EgyptAir)で、カイロ(Cairo)経由 ラゴス(Lagos)・アクラ(Accra)へ

カイロ経由で、ナイジェリアとガーナに入ることができます。
カイロから日本便を飛ばしたり、取りやめにしたりと、安定感は欠きますが、エジプト観光も出来るという点では選ぶことも可能です。

就航都市 : Lagos, Accra

 

航空券の専門用語

ペックス航空券と格安航空券の違い

格安航空券が旅行会社によって料金設定された割引航空券であるのに対し、航空会社が料金設定する正規割引航空券を意味します。基本的には、ペックス航空券より格安航空券の方が安いですが、場合によっていは、ペックス航空券の方が安くなることも最近は多いです。ペックス航空券のメリットは、座席確保の優遇、つまり予約を入れやすいことですが、デメリットとして、予約・発券時期が早くなることがありますので、良く考えて利用しましょう。

ストップオーバー

乗り換え地で、空港から離れて数泊することです。つまり、乗り換え地でも観光できるメリットがあります。一般的には、追加料金を支払えば、ストップオーバーが可能になることが多いです。

オープンジョー

往路と復路のルートが異なるチケットです。詳細には、往路の目的地(降りる都市)と復路の出発地(乗る都市)が違うチケットです。旅行先で、陸路や海路での移動を楽しみたい人には、うってつけのサービスです。航空会社は、乗客数の確保の為に、オープンジョーを嫌いますが、近年、消費者の要望により、このオープンジョーのサービスを扱う件数が増えてきています。

 


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