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2023年10月26日

ニジェール / Niger 西アフリカ旅行(1/2ページ)

ニジェールの国旗・地図・写真


ニジェール 写真・旅行記(2/2ページ)へ

ニジェール共和国 / Republic of Niger

独立 1960/08/03 フランスから 気温 最高 33.9℃/4月 最低 24.1℃/2月
言語 フランス語(公用語)、ハウサ語など 1人当たりGDP 667 ドル
宗教 イスラム教75%、伝統的宗教など 通貨 CFAフラン (XOF) / €1=CFA655.957
民族 ハウサ族、ジェルマ・ソンガイ族、カヌウリ族、トゥアレグ族など 首都 ニアメ / Niamey
人口 13,700,000 人 国際電話番号 227

 

ニジェールへの行き方

主要都市 ニアメ(首都) / Niamey / 674,950人
空港名 Diori Hamani International Airport / NIM (IATA)
日本からの
入国ルート
(1) 日本→パリ―<フランス航空>→現地 (安定)
(2) 関空―<エミレーツ航空>→ドバイ―<エミレーツ>→カサブランカ―<モロッコ航空>→現地 (比較的安定)
(3) 日本→パリ―<セネガル航空>→ダカール―<セネガル航空>→現地 (比較的安定)
東アフリカからの
入国ルート
(1) ナイロビ―<ケニア航空>→アビジャン―<イヴォワール航空>→ (不安アリ)
西アフリカからの
入国ルート
(1) ダカール・バマコ―<セネガル航空>→現地 (比較的安定)
(2) ワガドゥグー―<マリ航空・ブルキナ航空>→ (不安アリ)
(3) アビジャン―<イボワール航空>→ (不安アリ)
日本の大使館 在コートジボワール大使館(アビジャン)が管轄しています。
治安 最貧国の1つとして話題になるのがニジェールです。独立以来、軍部のクーデターを繰り返し、また、北部反政府軍が襲撃を繰り返すという安定の少ない歴史を持ちます。軍部クーデターの場合は、市民が騒ぐ暇もなく終わります。しかし、北部反政府軍MNJは、現在でも政府軍と小規模の戦闘を行っています。アガデスなど北部に行く場合は注意が必要です。また、戦闘の歴史があるため、自動小銃が流通しており、強盗の可能性もあります。とはいえ、首都ニアメでも、危ないと感じることは、滅多にありません。首都なのに、閑散とし過ぎてることが不安になることがあります。
外務省発表ニジェールの海外安全情報で確認できます。
在日現地大使館 東京都・港区 ニジェール共和国名誉領事館
入国ビザ 必要 (在東京名誉領事館で申請可能)
ひとこと ニアメは、チャドと同じく、飛行機のルートが少なく、前もって脱出ルートを考えておく必要があります。日本からなら、パリからのフランス航空が週に2,3便、飛んでいて最も計算できるルートです。アフリカ内であれば、ダカール、バマコからセネガル航空が、ファーストチョイスです。イボワール航空が安定しているなら、アビジャンから飛ぶのが最短になります。以前はエチオピア航空が東西に飛んでいたので、便利でしたが、今はセネガル航空で西に抜けるだけです。在ニアメの航空会社オフィスが週末には閉まってしまうので、リコンファームは、出来るだけ早めにしておくことが必要です。
入国ビザに関してですが、以前は空港に到着後、入国審査ゲートで取得が可能でした。念の為、日本で取って行くことをお勧めしますが、空港で取れるか確認をする方法もあります。
ニジェールには、青年海外協力隊が数十人生活しています。協力隊の中でも1番厳しい国と言われています。

 

ニジェールの世界遺産

アイールとテネレの自然保護区群 / Air and Tenere Natural Reserves

自然遺産 / 1991

ニジェールの北部の都市アガデスより更に北東の砂漠地帯です。アイール山地とテネレ砂漠を含むアフリカで最も広大な自然保護区です。荒涼とした砂漠の景観と湧水の為に豊富な固有種を持つアイール地域が自然遺産に登録されています。ただ、世界遺産に認定され、通行や利用に制限が始まったことにより、元々、この地方で活躍していた砂漠のキャラバンであるトゥアレグ族が政府に反発し、内戦・反政府活動に繋がってしまいました。結果、今は危機遺産に指定されています。アガデスの街まで行くのも大変なのに、更に砂漠の奥地である自然保護区には、アプローチが難し過ぎます。また、反政府ゲリラの活動が盛んなので、アガデスよりも北西は大変危険です。

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ニジェールのW国立公園 / W National Park of Niger

自然遺産 / 1996

ニアメを流れるニジェール川の南方で、川は「W」字に曲がります。このエリアの国立公園が自然遺産に指定されています。ブルキナファソ・ベナンとの国境沿いのこの地域は、砂漠ではなく、草原とジャングルになっています。また、水辺には数多くの鳥類が生息し、ラムサール条約の登録地ともなっています。ニアメのホテルや旅行代理店でツアーが組まれているので、ニジェールの遺産の中では訪れやすい方です。

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