主要都市 |
コトヌー(最大の街・国際空港) / Cotonou / 761,137 人
ポルトノボ(憲法上の首都) / Porto-Novo / 223,552人 |
空港名 |
Cotonou Cadjehoun Airport / COO (IATA) |
日本からの
入国ルート |
(1) 日本→パリ―<フランス航空>→現地 (安定)
(2) 関空―<エミレーツ航空>→ドバイ―<エミレーツ>→カサブランカ―<モロッコ航空>→現地 (比較的安定)
(3) 日本→パリ―<セネガル航空>→ダカール―<セネガル航空>→現地 (比較的安定)
(4) 日本→パリ(Orly)―<イボワール航空>→アビジャン―<イボワール航空>→現地 (不安アリ) |
東アフリカからの
入国ルート |
(1) アジスアベバ―<エチオピア航空>→アビジャン―<イボワール航空>→現地 (不安アリ)
(2) ナイロビ―<ケニア航空>→現地 (比較的安定) |
西アフリカからの
入国ルート |
(1) ダカール・アビジャン―<セネガル航空>→現地 (比較的安定)
(2) アビジャン・ロメ―<イボワール航空>→ (不安アリ)
(3) ラゴス―<カメルーン航空/ヴァージンナイジェリア航空>→ (不安アリ)
(4) 周辺国からローカル航空会社で (不安アリ)
(5) トーゴから陸路で (多少不安アリ) |
日本の大使館 |
在コートジボワール大使館(アビジャン)が管轄しています。 |
治安 |
ベナンの治安は悪くありません。周辺国のナイジェリアより遥かに穏やかでガーナやコートジボワールよりも治安が良いと言えます。テロや内乱の類ではなく、スリや強盗の被害があるくらいです。
独立後は、社会主義路線になり、その後、資本主義路線として西側諸国との良好関係を保っています。先進国から高い評価を得られるほど、国は安定しており、凶悪犯罪や内乱の可能性は低いと言えます。ただし、空港やバスターミナル、鉄道駅では観光客を狙った犯罪が起きやすいので注意が必要です。
2007年に南部で洪水が発生しています。ベナンは土地が低いことも特徴です。
外務省発表ベナンの海外安全情報で確認できます。 |
在日現地大使館 |
東京都・千代田区 ベナン共和国大使館 |
入国ビザ |
必要 (在東京大使館で申請可能) |
ひとこと |
日本からのアクセスはフランス航空が1番です。ダカール・アビジャン経由でも可能ですが、乗換えに日数が必要になります。東アフリカからはケニヤ航空が直接乗り入れているので便利ですが、隣国のラゴスからは、それほど本数は多くありません。アビジャンとの本数が多い空港です。
首都はポルトノボですが、
西に40キロ程の街コトヌーがベナン最大の街で、空港もコトヌーにあります。しかし、政治の中心がポルトノボなので結構面倒な移動が必要です。ポルトノボ‐コトヌー間は車両の交通量が多く、道路整備も進んでいるのですが、まだまだ朝夕は渋滞になってしまいます。
ベナンには、国内鉄道があります。コトヌーと北部パラク間437キロを結んでいます。週3日の運航が規定ですが、休止する場合もあります。片道8:30の移動になります。
トーゴから続く海岸線は、奴隷海岸と呼ばれた悲しい歴史がありますが、現在のベナンは経済的に安定しています。コレという地下資源があるワケではないのですが、比較的温厚でマジメな気質から綿花生産が国力を牽引しています。労働人口の5割以上が綿花生産に携わっていると言われる程です。
日本では、ベナン出身のゾマホンが知られています。ちなみに、ベナンはフランス語発音であり、英語発音だとベニンになります。
ガーナには、青年海外協力隊が数十人生活しています。 |
コトヌーから北へ150キロ程度の場所にあります。ベナンでは唯一の世界遺産で、コトヌーからもそれ程遠くはありません。私は時間が無かったので、タクシーをチャーターして片道2時間半ぐらいで訪れました。17世紀から19世紀まで存在し、奴隷貿易で勢力を拡大したダホメ王国の首都がアボメイです。アボメイの王宮は土でつくられており、博物館のような展示会場のような遺跡です。せっかく訪れたのですが、私の感想は「ショボーン」でした。写真を撮ろうにも困ってしまいました。雨が降っていたせいもあるのですが。2007年に危機遺産リストから削除されました。