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2023年10月26日

上司と出張 / No.17 西アフリカ旅行記


2001年 11月6日(火) 22:00 

 

今週は、東京の上司Kと一緒にアフリカを周ってる。

「出張に行きたいっ!」
課長が言い出したときに、聞いた。
「何の為ですか?西アフリカは、Kさんが来ても、することないですよ」
「分かってるよ、でもね、」

「行ってみたいんだよ」
最期くらいいいかー。

日曜日に、パリで集合して先ず、MALIのBAMAKOに行った。
BAMAKOは忙しい。
朝から晩まで客とのMEETINGが詰まってる。
客は全く英語は話せない。
Kさんは 「ボンジュール」と「メルシー」
の二言だけしか出番がない。
退屈そ...


仕事中は、話すことも無ければ、話す手段も無いだけに、
昼飯と晩飯のときは、テンションが上がる。
朝飯は、俺が食わないので、流石にパスしてる。
淋しそうな眼だった。
普段、俺が独りで来てるときは、ホテルの飯で済ましてる。
どこに行っても暑いし美味くないもん。
最初はいろいろ食べたけどね。

夕食の後は
「ナイトクラブ行こうよ。」
「フランス語以外しゃべれる人いないですよ。」
「じゃあ、アジア系のとこは?」
「そんなの無いですよ。」
「じゃあ、マッサージは?」
「無いですよ。そんなの。」
「なんだ。知らないだけじゃないの?だめだよ。」
「あ・り・ま・せ・ん」
も少し大きな街に行けば、確かにあるんだけどね。
海の無い国には、そゆ街は形成されにくい。
アジア系の店の客は、船乗りさんがメインだからだ。

「カジノならありますよ」
「おっカジノか。そりゃいい。行こう」
でも、小さな街だから、カジノもきちゃない。
それでも、
Kさんは喜んで、
スロットマシーンに飛びついた。
スロット?
日本のパチ屋で出来るやーん。


帰り道、車の中で、
「スロットやってると、横にオジサンが来て、
当たったら一緒に騒いでくれるんだよ。いい人達だね。」
「当たったときに、チップが欲しくて横にいるんですよ」
「ホント!?」
ホントです。

「あそこに居たあの娘、可愛かったね。」
「娼婦ですよ。」
「可愛い顔してたよね」
そーか?
俺はジャパ専だ。
「でも、あれカツラですよ」
「ホント!?」
ホントです。
みんなパンチです。

 

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